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研究小話:査読のボイコットは困るなぁ…

エルゼビア社の学術誌への論文投稿や査読をボイコットするオンライン署名に、
現時点で5,600名以上もの研究者が署名しているようだ。

“the Price of Information: Academics are starting to boycott a big publisher of journals”
The Economist, 04 Feburary 2012.

エディタにとって査読のボイコットは由々しき事態だ。
2006年に編集委員が総辞任した数学の学術誌もあるらしい。
査読ボイコットは査読プロセスの遅れにつながり、
全研究者(特にテニュア・トラックの若手研究者)に影響しうる。

記事で指摘されている不満はもっともな不満だと思うが、
最後から2番目の段落で触れられているように、
既存の研究評価体制(例えばテニュア審査)が急に変わることはないだろう。
そんな中、一番割を喰うのは若手研究者という事態だけは避けるべきだ。

幸い、署名しているのは主に自然科学(特に数学)の研究者たちで、
社会科学への影響はまだ極めて小さい。現時点で署名している経済学者は
50名ほどしかいない。有名どころでは、Quantile Regressionで有名な
Roger Koenkerが署名している。
私がAEをしている学術誌に影響しそうな研究者は見当たらなかった。
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